易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

読書

そんなに読む本がありますか

[多? 少?]定年でやめた辰野隆(ゆたか)が蔵書を東大に寄附したが、「たくさんのフランス書のなかで本当に読んだのは、300冊もない」というと、内田百閒「へえ、フランス文学には、そんなに読む本がありますか」 pic.twitter.com/NQhnz5czDp— 大森博子⛅ …

西荻にて

西荻窪でランチして、 古書店を覘いてきました。全部で 1,490円也。× × × × 服装は社会の表現である。 社会のすべてが 女性のスカートの中にある。── Balzac『風俗研究』山田登世子 訳

「ざくろ屋敷」

バルザック「ざくろ屋敷」 を読む。 (岩波文庫「知られざる傑作」所収) 最初は屋敷と舞台の説明ばかりだが、 人物が登場してからは異常に集中して 読めるようになる。 自分がどこかへ行ってしまうほどだ。 訳注によればこの小説を一晩で書いたとか、 玉突…

バルザックの短篇

最近、 小説を読むと五分で眠ってしまう。 そんな中、バルザック「ファチーノ・カーネ」 に関心を持った。 バルザックの短篇は意外に複雑で、 一度読んだくらいでは捉えられない。 しかし直感的に優れていると感じる。 この「ファチーノ・カーネ」は、 光文…

仏短篇

久しぶりに、 短篇小説を読みました。× × × ×モーパッサン「持参金」*1 太田浩一/訳 光文社古典新訳文庫 ※モーパッサンは文章が笑えます。 個人的見解です。バルザック「グランド・ブルテーシュ奇譚」 宮下志朗/訳 光文社古典新訳文庫 ※モー氏より文学的で…

措辞の端々

以下のツイートは、 高遠弘美 訳 『失われた時を求めて』 光文社古典新訳文庫 について語っています。@Thouartmore高遠様 御高訳『失われた時を求めて』の三冊目を御恵与下さり、有難うございました。文学の魅力は、描かれる事件の推移や主人公の感懐などに…

悪まれる

易経の解説書を読んでいると、 論語、中庸・・などから、 文章を引いていることがあります。以下はその一つです。× × × × 子貢問いて曰く、 君子も亦悪(にく)むこと有るか。 子曰く、 悪むこと有り。 人の悪を称する者を悪む。 ── 論語、陽貨 子貢が、 君…

論語集註

朱子の新注です。 古書 100円で買いました。 以前の持ち主は女子大生。 (おそらく48年前の) 東京大学の教材だったのか。 こんな内容の本です。 「子、怪・力・乱・神を語らず」 ・・は有名な章です。孔子について、 門人が云った言葉です。諸橋轍次先生の…

強い権力

スタンダール 「パルムの僧院」から。牢獄司令官の娘、 クレリア・コンチの独白です。 ああ絶対権力、 いつお前はイタリアを圧するのをやめるのか! 下劣な金銭ずくの人たちばかり! (大岡昇平 訳) なぜだか胸に引っ掛かりました。 なぜだか。

学問のやり方

お弟子さんに勉強法を 問われた程伊川先生*1は、 「すべからく是れ書を読むべし」 と云っています。 そして、 「書は必ずしも多く看ず」 「その約を知らんことを要す」 とつけ加えています。 多くの書を読む必要はない、 それよりポイントをちゃんと 押さえ…

対訳 ランボー

こんなん出ました! すごいねぇ。 まるで仏文科のテクストじゃないか。ジャディス、 シィ ジュムスーヴィアンビアン、 マヴィ エテタンフェスタン・・かつて、 オレの記憶が正しいなら、 オレの生活は宴(うたげ)だった・・

翻訳あれこれ

「失われた時を求めて」は、 どの翻訳で読んでも一長一短です。現在のところは、 岩波で読んだり、 はたまた光文社だったり、 その時々の気分に応じて、 読んでいます。紙面や活字などは、 光文社に軍配が上がりますが、 「すこぶる」を多用していたり、 そ…

新潮文庫の誤植

新潮文庫「パルムの僧院」に 誤植がありました。だよね? × × × × 夜中に目覚めると、 今はこの小説を読みます。朝も布団の中で読む。が、 2~3行読んで、 眠ってしまうことも・・最近は、 スタンダールの文章はいい、 と思うようになりました。それは、 ぶ…

文学的パリ

19世紀フランス小説を、 よりよく読むために・・・ とおもったのですが、 なかなか読めません。鹿島 茂先生は、 バルザック 「ペール・ゴリオ」 の訳者。高遠弘美先生は、 プルースト 「失われた時を求めて」 の訳者。

文学評論

以前に、 1,000円で買いました。 プルーストによる文学評論。 古書です。 まだ全然 読んでないのですが。 ネルヴァル。 ボードレール。 バルザック。 スタンダール。 フロベール。 ・・などについて、 縷々述べられています。

読書と散歩

ここしばらく、 電車にも乗っていないし、 喫茶店にも行っていません。で、 なかなか本を読む時間が、 とれないのですが・・× × × ×仕事の合間を縫って、 「パルムの僧院」 を読み始めました。ちゃんと机に向かって、 辞書を引いたり、単語にマークしたり、 …

牖よりす

坎の六四には、 「牖(まど)」が出て来ますが、 これは論語にも登場します。爻意との関連は別として、 面白い文章なので読んでみます。 伯牛(はくぎゅう)、疾(やまい)あり。 子(し)、これを問い、 牖(まど)よりその手を執(と)る。 曰(のたま)わく、 これを亡…

火の娘たち

本日、 発売になりました。腰帯の「この物語」とは、 『シルヴィ』のことです。プルーストは、 この『シルヴィ』という小説を、 「なぜ自分が書かなかったのか」 と、激しく悔やんだそうです。それくらいの小説です。『シルヴィ』は、大学の授業で、 原文で…

本をしゃぶる

前者が400圓。 後者が300圓。 ・・でした。こういう本を読むと、 小説もちゃらちゃら読むより、 線を引いたり、マークしたりして、 キチッと読まなければあかん、 とそんなふうに思います。易書を読むの同じく。

カミュの肉声

貴重な映像。 「異邦人」のカミュです。« Ce que je sais de la morale, c’est au football que je le dois »Albert Camus, l’écrivain footballeur ⚽ pic.twitter.com/5ty7ve6uYY— Ina.fr (@Inafr_officiel) 2020年1月4日Très beau・・なんてコメントがあり…

LE ROUGE ET LE NOIR

スタンダール 「赤と黒」を読み続けている。 彼女の顔は蒼(あお)ざめて、まさに中世時代の女のような顔だちをしている。 こんな気高い様子を、彼は一度も見たことがない。 じつに美しくて威圧的なのだ。 彼はその姿に思わず恋心を覚えた。 《Pallida morte f…

男と女の会話

昼、スタバで、 ドリップ珈琲を飲みながら、 スタンダールを読みました。 新潮文庫「赤と黒」 そして、 朝、寝床で読んだ、 フローベール。 新潮文庫「ボヴァリー夫人」 朝30分+昼30分。 今日は60分のいい読書ができました。

ようやく入手

フローベール作 「ブヴァールとペキュシェ」 を手に入れました。現金と、 いただいたQUOカード(3,000円券)を 併用して。

目に見えて手に取れぬ

フローベール作 「ブヴァールとペキュシェ」 菅谷憲興訳。作品社。これ、 買いたいんだけど、 本体価格が 4,600円と、 超高額です。すぐには買わないで、 古本屋で買うべきか・・なんとか光文社古典新訳文庫で、 出ないものですかね。

秋の読書週間

ずっとテーブルの隅に積んでありまして、 チラと覗いてみましたら、これが面白い。 ていうか、小生のような者にもわかりやすい。 この本が公演をまとめたものだからか。 著者の頭の良さが伝わってくる感じ。 学者って知的労働者なんだなぁと。 荻窪の古書店…

訳注など

新潮文庫の海外文学は、 [訳注] が文章中に組み入れてあって、 読みやすいと感じます。 「ボヴァリー夫人」 より。 「赤と黒」 は、 光文社古典新訳文庫で読んだのですが、 ラスト10ページくらいに差し掛かったら、 ジュリアンが家庭教師としてレナール家を…

読書の余白に

「ドルジェル伯の舞踏会」 を読み終え、 心理小説つながりで、 スタンダールの 「赤と黒」 を読み始めた。たいそうおもしろい。野崎歓訳。光文社古典新訳文庫。古本。ネット上は色々云われていますが、 なかなかよい訳だと思います。小生は、学者ではないか…

ル・フィガロ

プルーストです。 「失われた時を求めて」 という小説を書いた人です。 😍 pic.twitter.com/xx6ibHYPy2— Printemps proustien (@proustien) 2019年7月13日

荒地

訳文が好みだったので。 話は違いますが、今日は、プルーストの誕生日。1871年。— 高遠弘美 (@Thouartmore) July 9, 2019

ジュリアス・シーザー

今朝、布団の中で読み終えた。 どの本も一回読んだくらいでは、 読んでないに等しいものですが、 この本もそんな感じがしました。 充実した解説を読んで、 ますますそう思いました。