易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

読書

『波』を買う

ヴァージニア・ウルフ 『 波〔新訳版〕』 早川書房 買ったのは右です。左は古書。 馴染みの喫茶店でランチ。 けっこう古い喫茶店で、 高校生の頃、旧店に何度か行きました。

楚辞を買う

岩波文庫。 スッキリしていて読みやすい。 ほかにも、 易経の卦辞・爻辞と、 雰囲気の似たものがある。

本を読む際・・

本を読む際は、 棒線を引っ張ったり、 マーカーで色づけしたり、 余白に何か書くようになりました。

有難や~、古書店

国分寺の七七舎を覘くと、 スタンダール全集がバラ売りされていた。 全12巻中、6巻が店頭で売られていた。 一巻100円也。 あ~、ちきしょ~。 全巻揃いで7,000円で買っちまったよ。 リュシアン・ルーヴェン Ⅰ・Ⅱ もあったから、バラ売りで買い揃えた方が、 …

ワイド版で

ワイド版「赤と黒」岩波文庫。 立川のジュンク堂書店にて購入。 活字が大きいので読みやすい。 じっくり読めます。 著者のスタンダール氏。 小説は若々しいのですが、 これを書いた人はオッサンだぁ。

怪力乱神

門人によれば、孔子は、 次のようであったといいます。子不語怪力乱神。 子、怪力乱神を語らず。(論語)先生は、 怪異と暴力と背徳と神秘とは、 口にされなかった。 (金谷治/訳)孔子は、 怪・力・乱・神(しん)については、 口にすることはなかったという…

「パルム」を読み続く

岩波、パルムの僧院、 下巻を読み始めましたが、 しょっぱなのエピグラフに誤植あり。 266ページじゃなくて、 307ページでしょう。 最初の章、第14章の、 サンセヴェリナ公爵夫人が、 大公に謁見するシーンはなかなか読ませる。 駆け引きと云い、大公の表情…

挿話の魅力

物語とは無関係なエピソードを、 このようにさらりと挿入してあるのも、 スタンダール小説の魅力です。以下は、 サン・ペトロニオ聖堂における、 ある場面。× × × × 引用: そこを出るまえ、大きな聖母像の前に すわっている老婆に近づいた。そのそばに 鉄の…

スタンダールの前兆

「赤と黒」でも「パルムの僧院」でも、 主人公は “前兆” というものに、 強く惹かれる傾向がある。作者のスタンダール自身が、 そういう人物だったのだろうか。小生は、 次のような文章に魅せられるのですが、 しかし明確に理解できるとはいえません。 こう…

ポーの本

精妙な美にひそむ怪異 赤い死の舞踏会 付・覚書(マルジナリア)エドガー・アラン・ポー 著 吉田健一 訳 中公文庫リジイアの冒頭

La Chartreuse de Parme

「パルムの僧院」(1839)を読んでいます。 182年前の小説だなんて信じられな~い。バルザックはこの小説を三度読み、 長い論文を書いています。「マキャベリが19世紀に生きていて、 イタリヤから追放されたら 書いたであろうような」小説。バルザックは「パ…

スタンダール全集

『カストロの尼』が面白かったので、 スタンダール全集(人文書院)を買った。 全12巻。7,000円也。ちょうど一週間前、 仙川の古書店で見て、知っていたのだ。大型リュックにねじ込んで、 ひ~ひ~唸って持って帰って来った。『カストロの尼』は桑原武夫 訳 …

カストロの尼

桑原武夫 訳『カストロの尼』 岩波文庫谷崎潤一郎は、 その簡潔な描写を賞讃し、 「史記」の文章を読むような感じ。 (饒舌録) と書いています。今朝、五時ごろ、 布団の中で読み終えました。写真はラストのシーン。 谷崎氏が云うように実に簡潔ですが、 正…

三島と仏文学

鹿島 茂 編 「三島由紀夫のフランス文学講座」 ちくま文庫ブックオフにて。 520円也。 たとえば、ラディゲ、ラシーヌのように直接的影響を受けた作家ばかりか、バルザック、スタンダール、フロベール、ジッド、プルーストといった、三島がそれほどに影響を受…

佐藤 朔・訳

佐藤 朔・訳 『ボードレール詩集』 旺文社文庫 読みやすくてよい。 何かの折に時々読みます。 注もよい。 これ ↓ なんか新型コロナのよう。引用: 悪魔は たえずぼくの傍らで 動き回り、 触知できない空気のように 周囲を浮動する。 それを呑み込むと、ぼく…

スタバで本を

カップラーメンをすすって、 近くのスタバで「赤と黒」を読み続く。面白くって50分ほど経過してしまい、 昼休みとしては長居してしまいました。 実際、この瞬間の彼女はすばらしい魅力であった。 (岩波「赤と黒」より) スタンダールは単純に書いて、 どん…

諷刺の書

下の写真は、 新潮文庫『赤と黒』の解説部分。〈『赤と黒』の時代的背景〉は、 読んでおいた方がよいと思う。写真の赤線箇所には、 こんなことが書いてあります。 『赤と黒』は、イエズス会と亡命貴族が作り上げた 社会に対する痛烈な諷刺の書である。 訳者…

赤と黒

昨夜、 赤と黒(上)の最後の章、 ジュリアン・ソレルがレナール夫人の部屋へ、 梯子をかけて忍び込む場面を読む。情事と云えば、情事だが、 なにか個人の力ではままならぬ社会にあって、 現実を超えたところの超現実というか、 夢の世界、幸福の世界というか…

新本で買った

久しぶりに都会(吉祥寺)に行ったら、 ツイ大枚をはたいてしまった。× × × ×プルースト入門。 プルースト論。

翻訳の文章

坂口安吾の本を立ち読みしていると、 安吾、太宰治、織田作之助が対談していた。織田はスタンダールのファンらしい。しかしこんなことを語っていた。しかし翻訳の文章はダメだから、 文学の勉強のために 横光利一、川端康成、志賀直哉を読んでいる。スタンダ…

偽善者

岩波文庫「赤と黒」第一部の、 第22章 1830年の行動法 には次のようなエピグラフがある。 言葉は考えを隠すためにあたえられた。 ── 神父マラグリダ 何だろう? とおもって、 物語を読み進めていくと、 このような文章があった。 彼の返答は完璧だった。とく…

Le Rouge et le Noir

「赤と黒」を岩波文庫で読んでいるが、 新潮文庫で読んだ時より愛おしく思える。 岩波は桑原武夫・生島遼一訳であるが、 なかなかよい訳文である。翻訳文学は、 語学的に正しいかどうかより、 文体の優れたものがよい。学者の論文と、 文学は違うから。

古書・赤と黒

国分寺の七七舎にて、 「赤と黒」を買いました。新本同然で、 二冊 800円でしたので。「赤と黒」は、 昨年、新潮文庫で読んだので、 次は岩波文庫、 その次は光文社古典新訳文庫で、 読んでみよう。

武蔵野夫人

暮れも押し迫ったある日、 ふいに日本人の小説を読もうと思った。 以前見た新潮文庫の川端康成「山の音」 の紙触りがよかったからだ。 年末書店に行くとレジ前には、 30人くらいだろうか、長蛇の列。 店員サンが「最後尾」のプラカードを掲げていた。 ぎょえっ…

バルザックの読みにくさ

バルザックの小説は、 家屋や家具調度類の説明が長い、 ということのほかに、 こういうところが読みにくい。たとえば、 犬神魔太郎という、 登場人物がいるとする。読みにくさを具体的に記せば、 こんな按配です。× × × × 犬神は馬車に乗って、 容疑者の家に…

村の司祭

折りを見て、 バルザック「村の司祭」を読んでいる。 毎日ではないし、 一度に 2、3ページずつなので、 遅々とした進捗ぶりです。 この小説は大学の時、 語学の教材として仏語で読んだはず なのに、ご多分に漏れず読んでなくて、 試験前に翻訳コピーを読んだ…

易経と罪と罰

[文士は家郷に容れられず?]二葉亭が「『罪と罰』がおもしろくて徹夜で読みました」と、あるロシア人に話すと、「よくあんなものがおもしろいね。私たちはみな3、4頁で実は閉口しているんだよ。だが評判が高いので外聞を恥じて、我慢してやっと終わりま…

名訳者

海外文学は訳者によって、 よい。わるい。 読める。読めない。 が明確に出るものである。学歴や経歴が超エリートで、 その分野では有名で、 よい評論を書くというのに、 翻訳は味気ないという人がいる。学者になることと、 文学の才能とは別のことのようだ。…

吉川論語

角川ソフィア文庫から、 吉川幸次郎「論語上下」が出たようだ。書店で手に取ってみたが、 一冊がけっこうブ厚い。朝日文庫の三分冊を持っているから、 結局買わないことにした。吉川先生は、 ただの学者ではなくて、 詩人的な感性の人だというのが、 小生の感想…

Honoré de Balzac

写真はバルザック「海辺の悲劇」のとあるページですが 訳文の語彙が難解であるし活字もちっこいから読みにくい。 写真を見るとわかるけど活字も滲んでいます。岩波文庫です。 バルザックの文章はパワフルで毎日焼肉を食べているような 胃もたれを感じるので…