易経を読むブログ

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壮麗な文語譯

愚生にとって、
齋藤磯雄 譯「惡の華」は、
どうも敷居が高い。

しかし、
「巴里の憂鬱」については、
齋藤磯雄 譯 が最もよいと思う。

とらえ難い夢幻界の表現を、
雅な日本語に置き換えている。

これは大変な名譯であろう。

惡の華」が読み難いのは、
こちらが韻文で、
「巴里の憂鬱」の方が
散文詩だからかもしれない。

「散文」詩ならば、
どうにか齋藤譯を味わえるのだ。

それが「詩」となると、
愚生の読解力の及ぶところではない。

そんな気がします。