2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
本田「易」だけでは物足らないので、 鈴木由次郎「易経 上・下」集英社 も参照しようと思います。 ↑坤為地 六五のページアレコレ 易書を引っ張り出さなくても、 一冊にまとまっているのがよい。
「程伝」を書いた程伊川の人物について、 本田先生はこう述べています。 この注釈を書いている程伊川という人は、 非常にきまじめな官僚で、天子に対して 御進講申し上げる職にあった人です。 大変忠義の心が篤かったらしい。ここの注も、 そういう注釈者の…
坤為地の 三爻(含章)も、 四爻(括囊)も、 才能を包み隠すべき時。しかし、四爻には、 ・害(象伝) ・他から誹難攻撃(易学大講座) とあって、 三爻より危険度が高いのですが、 これはなぜなのか。坎を伏しているのはどちらも同じ。どちらも、 承、乗、応は陰で…
直方大。不習无不利。これは坤為地 二爻の辞ですが、 これをそのまま占事にあてはめることは むずかしいだろうと思う。坤為地という運勢にあって、 この爻はこういう性能である・・ ということをよく踏まえていなければ。こういう辞はけっこうあります。たと…
「蹇の剝に之く」 という日筮を見た。 (得卦に著作権があるなら ゴメンナサイ) ䷦ ䷖ (六変筮の日筮・・)どう解せばいいのか、 これだけではわかりませんが、 勝手に思ったことをみっつ。 蹇は艮体の上に坎の病のある象。剝は坤牀の上に艮体を横たえている象。…
ニュース を見聞きしていると、 現政権に対して、 「国民の方を向いた政治を」 と云ったりしています。 しかしこれは変です。 「国民のための政治をしない」 これが現政権の スタンス ですから。 理想論で話をまとめるんじゃなくて、 こういう政権であるが支持します…
ある俳句の批評文に、 こんなことが書かれていた。 春の句は とにかく美しさが表面的になって、 味の浅いものになりやすいが、 この句は深い美しさを湛えて、 いわゆる底光りがしている。こういう場合、 花とか鳥とかを描くと、 見た目には綺麗な句が出来る…
初学者は岩波易経より、 本田易を読んだ方がよさそうだ。 オレ は今、本田易を読んでいるが、 チト 物足りない箇所もあるが、 まあよい入門書であると思う。 12日に母が入院し、父の介護もあって 最近は忙しくて詳細には読めないのだが。霜を履んで、堅冰至る。 …
twitter上の射覆で、 「砂時計」を言い当てる というものがあった。ある方の得卦は山雷頤だったが、 よくこんな卦を出したもんだと感心した。 ䷚ 卦の形も砂時計だが、 震下艮上ゆえ、動いて止まる、 上下をひっくり返して、 動いて止まる。この繰り返しは砂…
坤為地の二爻に、 直方大。 とあります。だから ド した? と思われる所ですが、 小生は、 坤徳を発揮すれば吉、 オレ が、オレ がという態度は凶で、 伏卦の争いとなる、 と大雑把に捉えています。伏卦を師団とすれば、 組織において坤徳を発揮する、 すなわち…
坤為地の象に、 霜雪霰霧の類 (真勢易秘訣) とあります。 ䷁ 六偶十二断の象といっていいのか、 オイドン にはわかりませんが、 両断の陰爻が六つ積み重なっているのを、 パウダー 状の象としているのでしょう。黄砂というのも、 この象に入るでしょうか? そう…
大岳先生の「真勢易秘訣」によれば、 坤為地の占意にこうあります。 一旦破れたことが 再び芽を出す兆がある。 これは、 剥 → 坤 → 復 という 陽の消長を見ているのです。大岳易、柳下易の先生方は、 こういう見方をよくします。上級者の易占 デスネ。
三変筮は、 爻象。 爻意。 爻辞。 を見る筮法ですから、 易経を読まなければ 占うことが出来ません。しかし、 「易経を読む」 これが厄介な人がいるようです。ならば、 いっそのこと、 「二変筮」を用いて、 卦だけで占えばいいのではないか。それでも、 センス…
本田「易」を読んでいると、・清の王引之 ・清の王夫之 と出て来るのですが、 パッ と見、どっちがどっちか、 区別がつきません。・オウインシ ・オウフウシ オレ は、・待つ ・持つ の区別もできないんだよ。せめて、 王夫之の表記が「王船山」なら、 いいんだけどなぁ。
武隈先生の「易占の要諦」は、 これを講座の テキスト にしてもよいくらい、 よくまとまった レジュメ だと思います。 易学大講座で学んでおられる方にとっては、 違和感のない内容でしょう。 武隈氏がなぜこのように占考したのか、 その理由を自分で説明できるよう…
もう十年以上も前に ネット で見た占例です。× × × × 占者は何かの講座の受講生で、 「はたして今日は休講日だったか」 を失念してしまったため、 筮に問うて坤為地を得た、 という占でした。占者の判断は、 「坤為地は吉卦だから、 休講ではないだろう」 とい…
乾為天の彖伝は ムツカシイ。 文言伝でもこの彖伝を説いているが、 やはり ムツカシイ。 これは易全体にかかわる内容と思う。 つまり乾為天を キッチリ 読めれば、 易は オシマイ なのだと思われる。それくらい この彖伝には易道が尽くされている。 占をたしなむ オレ としては、…
乾為天の占意につき、 柳下「易 占法の秘伝」には こうあります。 常人がこの卦を得ると何事も障害が多い。 万事進むは凶。 あまりよい判断をしていません。乾は気ばかりで実功が得にくいし、 至尊の卦だから、常人では 位負けしてしまうのでしょう。余程優…
乾為天の第三爻は、いきなり この爻辞で占ってはだめです。君子終日乾乾。夕惕若。厲无咎。本田易にあるように、 この爻辞はそのまま 占う人への教えとなっている。 ・・からです。ここは、占においては、 乾の極。過剛。危険な位地。 でもって占断するので…
これまでの「易経を読む」は、一応、 未済卦まで読み終えたので、次は、 あまり肩肘張らないで、 本田 渉「易」を読むつもり。参照することはあっても、 読んだことがなかったので。これまで岩波を読んできたので、 本田易は新鮮で面白いと感じるが、 乾為天…
大雨だぁ。× × × × こんなtweetを見た。 岸田文雄、 見た目は安倍菅より普通に見えて、 実際は権力を持たせてはいけない 典型的なダメ世襲議員だった。 (山崎雅弘) 小人が高位にいるというのは、 易によく出て来る凶判断に値する人物。日本はこれでよいの…
易占だけでなく、 どんな占術でもそうかもしれないが、 まず最初に誰に習うかが重要である。 最初に ヘン なふうに覚えてしまうと、 もう一生その ヘン な占い方から、 逃れられなくなるだろう。 初学のうちは信じやすいからね。 安易に信じて、洗脳状態となって…