易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

周易

元亨利貞

乾為天の卦辞は元亨利貞です。 これがよくわからない。 この辞は随、无妄などにも出て来ます。 まあ則天去私ということなのかな。 現在のところそういうことにしておきます。 なので「オレが、オレが」という人は凶判断になります。

運の変わり目

月筮をとると艮為山の上九だった。 ䷳ 算木で卦の形を見るに、 上爻はそんなに悪い運勢ではない。艮為山は艮が二つ重なった卦で、 家が二つある象である。上爻は二軒ある家が一つ消滅する兆しで、 たしかに本月は、二十年近く通った 仕事場をたたむ月にあたっ…

兌為沢の占

ある人が、 占いを続けて行っていいか、 を占って兌為沢の四爻を得たらしい。 ䷹ 筮前の審事のない、 卦爻だけのオーソドックスな判断だが、 続けない方がよいと思う。 爻辞占をすればこういう断になる。 伏卦の水沢節は「止まる也」だ。 それに・・ 本当に占…

白くかざる

山火賁・上爻に「白賁(はくひ)」とある。 白く賁(かざ)るのだが、 よくわからないね。 達人になると、 絵なら余白、文章なら行間で表現する というのか。 占なら「求めない」と読んで、 世俗的な占はみなだめとみる。 生命占なら天に召される。 上爻の白…

地天泰について

地天泰を吉卦とみる人は多い。 本当ですか? 泰は否に行く過程でもあるんだよね。 特に三変筮ではそう思って占考しないと。 六変筮で之卦に出たら安泰と見るむきもあるが、 泰にはそうは読まない見方もあるのだ。 (詳しくは秘密です) 三変筮の泰は初爻くら…

屯・対人関係の占

水雷屯につき、紀藤元之介氏は、 こんな占意を述べている。 先方から来るのを待つ。又そうすべきである。 これは雷水解を想定したものである。まず、対人関係の占において、しばしばこう見る。 ・内卦=自分 ・外卦=相手 現状においては、 坎の相手に対して…

生みの苦しみ

本田『易』によれば、 水雷屯は「生みの困難」です。これは序卦断法でもそういえますが、 卦象によって説明できます。 ䷂ 震=生み出る 坎=難 小林三剛氏の『易経』には、 「創業の苦難の意」 と占意が書いてあります。

屯の卦辞

屯。元亨。利貞。勿用有攸往。利建侯。屯は ・(今は屯難だが)いつか必ず通るだろう。 ・時の至るを待ちなさい。 ・今は往ってはならない。 ・有能な人に協力してもらいなさい。「利建侯」は 易の決まり文句ではなく、 屯卦特有の辞ですから、 覚えておいて…

象伝で占う

水雷屯・六二の象伝に、 「六二の難は、剛に乗ればなり」 とあります。これなど占に使えます。象伝は、 ただ道義的に釈くだけでなく、 爻の象をもみているのです。よく読んで易の理解を深めましょう。

卦の動きを見る

柳下尚範『易入門』を見ている。 易占の基礎を身につけるには 良書であるとしみじみ思う。 あれこれ考えながら読むのだが、 それがまた楽しいのである。水雷屯にこんな記述がある。 家出人 ━ 家出したものの、困まっていますがすぐには戻りません。 柳下先生…

易の図書

『周易古経今注』は、古書店主によれば、 広島大学の先生が読んでいたもの。 鉛筆で線を引きながら、 丹念に読んでおられます。

易の書物

自宅にもってきた。 しかし、本って重たいね。

易の本

自宅にいることが多いので、 易書をもってきました。

三変筮と爻変

三変筮によって爻を出すには 第三変において六払いをし、 1・2・3・4・5・6 の数をもって、 その爻位とするのです。ですから、 得られた 1~6 の数には、 なんら変化をもよおすような要素はなく、 ただこの占においてこの爻が得られた、 というにすぎないの…

辞による深い占断

三変筮は爻辞占が原則であるが、 なんでもかんでも爻辞で占う、いわゆる “おみくじ易” ではいけません。 しかし俺が教わった易の先生は、 (たぶん三変筮では日本一だと思う) 時にこんな占をしていました。 それは結婚の可否占で、誰もが 「否」と占断して…

間違い、わかりますか?

艮為地 五爻変。 六五 黄裳。元吉。これを書いたのは、 とあるブースに出演している プロの占い師だそうです。

二爻・四爻のこと

乾為天の二爻、四爻につき、 文言伝ではこう云っています。 見龍在田、時舍也。 或躍在淵、乾道乃革。 これらは二爻、四爻というものを 理解するのに役立つことがありますので、 知っておくとよいでしょう。二爻は「時舍(す)つるなり」。 四爻は「乾道乃ち…

究極の三変筮

三変筮は可否・成否を占的とする筮法です。 ネット上でよく見られるのは占的のない易占で、 他人に教えを垂れている先生にして、 こういう占が多い。 これでは解釈できないでしょうに。 また三変筮は1,000円、中筮法は3,000円、 のような鑑定料金を見るが、 …

さくっと風地観

風地観を得た場合、 大艮の象 神仏の卦 風が地上を行く 消息卦 大衰の卦 などの意をみて、 卦名である「観る」という意をみることは、 少ないように思います。三変筮において、 進退の占なら大艮なので進むな、現状維持。 運勢占なら大衰なので衰運です。 の…

大有に処する

俺の、九月の月筮は、 火天大有 の 第四爻 です。匪其彭。无咎。 その盛んなるにあらず。咎めなし。運の勢いが強めなので、少しセーブなさい。 そうすれば咎めはありませんよ。という爻です。盛運だからといって、 権勢を振りかざしたり、 頭の良さを前面に…

『新・易学大講座』

俺は、易占を学ぶためには、加藤大岳氏の 『易学大講座』をおすすめするものだが、 「易学大講座は書き換える必要あり」 ということで、かつて、大岳氏ではない某氏に 白羽の矢が立ったことがあるという。 某氏は長く考慮した末、 「いや、今のままの形でよ…

師を行る象

俺の岩波易経にこんなメモ書きがある。「易は復師謙豫に行師をいう」「行師」は「いくさをやる」です。 出典は今井易経(明治書院)だと思う。 復も師も謙も豫も、坤・震の象があるからです。 坤は軍隊です。 ☷ 坤は隊列を組んでいる形です。 そして震は「長…

師は柔をたっとぶ

易経の序卦は 訟 → 師 と続きます。 ䷅ ䷆ 小さな争いが大きな争いになっています。 下体はともに坎(険)ですが、 小さな争いの上体は乾で、 大きな争いの上体は坤です。 なんか、逆のような気もしますね。戦争は坤でたくさんの兵士、 ということもあるでしょ…

易経の「貞」

地水師の彖伝には、 「貞は正なり」 と貞の意味が述べてある。また、真勢中州は、 「貞には正常固の三つの意味がある」 といっている。易経を読むためには、 真勢の三義をおさえておけばよいと思う。貞正。貞常。貞固。貞は易の重要ワードの一つで、 なかな…

退却もまた道である

八月の、俺の月筮は、 地水師の第四爻だ。 ䷆ 陰柔が陰位なので力不足である。 戦いに勝てるところではない。 力はないが四位には 「柔順」というよさもある。 戦況をよく見て、 退却すべきは退却するのである。 意地を捨てて天に順うのである。 「退くことも…

易占は・・

易占はシンプル、ザックリでいいのよ。 あまり理屈をこねまわしたり、 学問的、アカデミックでなくてもね。 重箱の隅をつついても何も出てこないよ。 だって得卦という出発点からして、 たまたま出遇った偶然の産物なのだから。 流れていた時を意味もなくそ…

爻辞はよいけれど

「この会社に就職してよいか」を占って、 天水訟の第五爻を得たとします。九五。訟、元吉。と、爻辞がよいので、 吉占をする人もいるでしょう。しかし爻辞をそのまま用いるためには、 「爻辞のような状況ならば」 といった条件にそわなければなりませんので…

「発狂」という病象

病占において 乾為天 が得られると、 「発狂」とみることも可能です。 (加藤大岳『易学病占』)発狂なんて、 近頃とんと聞かない言葉なので、 なんだか新鮮に感じられます。乾為天はなぜ発狂なのか。 乾は頭だから。 乾為天は精神・気の卦で、六爻がすべて…

年筮を再確認

自分の年筮を見てみた。 今年は 雷沢帰妹 だ。 ䷵ ䷒ 地沢臨ならば大震の象で、 順調に進めるのだが、 帰妹は四爻にある棒が邪魔となって、 卦辞の「征けば凶」なのだ。 三四五に坎があるとみてもよい。 進めば穴に落ちるのだ。 秋(兌)に奮う雷(震)とみて…

「維持できるか」の占

親父の保険適用の条件が変わったので、 ・医療費の窓口負担割合 ・介護の利用者負担割合 が増えはしないかと危ぶんだ。もしこれらの負担が増えるようなら、 金の工面をしなければならない。そこで 「これまでの負担割合を維持できるか」 を占的として卦をと…