柳下「易 占法の秘伝」の p.118 には、
同徳相応という言葉が出て来ます。
これは応爻関係において、
陽と陽、陰と陰の対応であっても、
互いに助け合う関係とみることがあり、
吉判断をするというものです。
易経を読んでいれば、
当然知っておられるでしょう。
しかしこれは、
義理易に出て来る概念ですから、
占においては工夫が必要です。
すなわち、同徳相応は
「義」として成り立つ関係であって、
「情」においては必ずしも良好とはみない、
と考えるのです。
これにつき、
大岳先生も、柳下先生も、
明確に意見を述べてはいませんが、
ブログ 主は男女占においては、
そう考えて可否占をしています。
(政略結婚か、恋愛結婚か、など)