筮して兌為沢の初爻を得たとします。
䷹
算木で六爻を見ると、
初爻が一番いいことがわかります。
理由はあえて書きません。
無料記事なので。
爻辞を見ても、
和兌。吉。といい感じです。
二爻も 孚兌。吉悔亡。と、
よさそうではありますが、
岩波易経にいう「陽剛居中」をもって、
悔いのある運勢も挽回できそう、
ということですから、ここは
安易に吉判断してはいけません。
二爻より初爻のほうが吉分は強いのですが、
そうはいっても兌為沢の運勢の中の一爻である、
ということをすっとばしてはいけません。
兌の卦義を踏まえて占考しないとね。
こう考えて、はじめて、
占としての「吉」が得られるのです。
このあたりをわかってない人が多いので、
ここに記してみました。
