予の卦は、
- よろこぶ。ようやく進出の機会を得る。
- 前もって準備せよ。
- 遊んで怠る。
以上のいずれかを示す卦です。
(柳下「易入門」による)
「よろこぶ」だけではありませんので、
注意されたい。
易は ‘情’ に対して厳しいのです。
「易入門」の運勢の項に、
世話苦労の多い時です。
とあるのですが、
こちらの見方もお忘れなく。
運勢など、むしろ、
こう見ることも多いのです。
互卦に坎がありますし、
大坎の似象ですし、
なにより一陽五陰の卦ですから。
柳下尚範先生の言葉を引用しておきます。
(雷地豫は)
一陽五陰の悪い面を強くみる卦です。
雷地豫が一陽五陰の形であることは、
武隈天命先生の易書にも載っています。
(氏は男女関係の乱れを見ています。笑)