久しぶりに読んだら何故かハマって、
ボードレール「悪の華」を読んでいます。
・集英社文庫 安藤元雄 訳 *1
・ちくま文庫 阿部良雄 訳
・岩波文庫 鈴木信太郎 訳
・旺文社文庫 佐藤 朔 訳
どれもよい本ですが、
一冊だけ読んでいてもわからない。
そこで、
注釈を参照しながら、
これらをじっくり読んでいます。
純粋に訳文だけなら、
安藤訳が詩の文章として、
よいと思う。
雪の心を 白鳥の白さに結び合わせる。
線という線を動かす運動を 私は憎み、
決して泣くことがなく 決して笑うこともない。
(安藤元雄 訳「美」より)
どうです、わからないでしょう? 笑
*1:写真は文庫ではなく単行本です。