冥升の次に沢水困が来る・・
易はよくできていますね。
昔、
易研究会で地風升を読み終えると、
ある先生が、
こんなふうに口ずさみました。
ショウ、コン、セイ、
カク、テイ、ライ・・
つづけて、先生は、
「次回は沢水困ですね」
と云ったのです。
これを聞いて、
小生は思いました。
「ははん、こんなふうに
序卦を覚えるのだな」
こうしたことは、
一人で易経を読んでいても、
わからぬことでありましょう。
自分より経験の豊かな方々と、
共に易経を読むことによって、
初めて知ることが出来るのです。
升、困、井、
革、鼎、雷・・
もう、覚えましたね。