もう十年以上も前に
ネット で見た占例です。
× × × ×
占者は何かの講座の受講生で、
「はたして今日は休講日だったか」
を失念してしまったため、
筮に問うて坤為地を得た、
という占でした。
占者の判断は、
「坤為地は吉卦だから、
休講ではないだろう」
というものでした。
会場に行ってみると、
卦読みとは ウラハラ に、
扉は重く閉ざされていました。
愚生は思いました。
「もし開講されるのなら、
乾為天が出たのではないか?」
繋辞上伝に、
戸を
戸を
とあるし。
また、
そんなに難しく考えなくても、
柳下「易入門」p.57 を見れば、
●坤は陰だから「閉」
●乾は陽だから「開」
とも占える。
開くか。閉じるか。
こういう二者択一の占で、
坤が得られたのだから、
乾を思えば ヨカッタ のです。