火山旅 上九のこの辞につき、
鳥焚其巣。旅人先笑後號咷。喪牛于易。凶。
朱子はこんな註をつけています。
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上九過剛、
処旅之上、
離之極、
驕而不順、
凶之道也。
故其象占如此。
上九は剛に過ぎ、
旅卦の上におり、
離の極、
驕りて順ならず、
凶の道なり。
故にその象占かくのごとし。
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骨子のみ。爻象のみ。笑。
周易本義だけでは、
辞の意味を解することは難しいかも。
もっと詳述されている易書を読んで、
朱子の本義で頭を整理するという読み方が、
よいように思います。