易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

時に、原文

係用徽纆。寘于叢棘。
三歲不得。凶。
── 坎、上六 

× × × ×

御大による註はこうです。

以陰柔居険極、故其象占如此。
(本義)

上六以陰柔而居険之極、其陥之深者也。
以其陥之深、取牢獄為喩。
(程伝)

坎の上六は・・

陰が重険の極にいる。
陥ることの深き者である。
その象を牢獄に取りて、
喩えているのである。

ざっと、
このように云っています。

しかし、
朱子の註は、ちょっと
あっさりしすぎ。笑 

陰柔ガ険極ニ居ル・・とだけ。

× × × ×

ところで・・

坎卦を見ていると、
☵の連なりが、
コロナウイルスのようにも、
見えてきます。

そして、
次に続く序卦は、離。

「麗()く」という卦。

× × × ×

各位。
ウイルスが付着しないよう、
くれぐれもご用心。

坎にありては、
退き守りて、
時の転換を待つしかない。