易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

来徴生卦

以前は繁盛店だった某飲食店が、
最近は売上げが下がっているという。

その対処策を三変筮で占って、
沢水困二爻を得たとします。
(フィクションです)
   
得卦の困は水漏れの象で、
某飲食店の困窮を示しています。

そして、
売上げを回復するためには、
下卦の坎を何とかせねばならぬ。

有難いことに得られた爻は、
対処すべき原因を示しています。

某店は、
以前は繁盛店だったのですから、
過去は沢地萃だったと卦の来往を
仮定することが出来るのです。

すると、
売上げが下がった原因は、
得られた爻である一陽が示していて、
外から萃二爻に飛び込んで来たものと、
推察されるのです。

ここで相談者に、

  • 新しくコックを雇いませんでしたか。
  • 以前よりもメニューを増やしませんでしたか。

などなど、訊ねてみて、
やって来た一陽が何なのかが特定できれば、
あとはこれを取り除きさえすれば、
運気は沢地萃の状態に戻って、
売上げが回復するというわけです。

爻辞をまったく使わず、
一陽の動きに着目しての占断ですが、
これを真勢の来徴生卦といいます。