易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

情の世界

呻吟語」にこうあります。

天地はもと一箇の情の世界である。
ゆえに万物は皆、情のために
互いに苦しんだり楽しんだりしている。
しかし至人、聖人は、
情のために苦楽することはない。

これ、「中庸」の、

喜怒哀楽の未だ発せざる、
これをちゅうと謂う。

に通じていると思いました。

易経」の爻辞も、ある意味、
陰陽の応比、中不中、正不正によって、
“義と情の綾なす世界”
を描いていると云えるでしょう。