病気の占は、
実占においては、
素人が行なうべきではありません。
が、しかし、
勉強をする分には、小生は、
その項を読むようにしています。
(易学大講座・・等)
それは、
八卦の象や、爻位や、卦意や、
爻辞などの理解が深まるからです。
病気は性的なものも多く、或ひは精力衰耗や其れに起因する精神の異常など。
その他いづれも重症危篤といふのではないけれども痼疾化して長引く嫌ひがあります。
(易学大講座、晋六二の占考)
たとえば、
この引用文でしたら・・
第一文は、
坎の象を文章化しています。
晋二爻の「愁如」は、三四五爻の
坎のことだからです。
坎…まぐわう。加憂。
第二文は、
二爻が坤の主爻だからです。
・・てなふうに読んでいきます。
でも、
そうした根拠の、
よくわからないものもあります。
それは、
今後の課題なのですが。
とりわけ、
大岳著「易学病占」などは、
判断理由が書いてないために、
根拠を掴むのに骨が折れる。
その他、
根本的に難しいのは、
病気の原因や症状、治療法、
更に人体の構造を知らないという、
医学的知識の欠如によるところも、
大きいと思われます。