易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。  ほかに読書、日記、時事も。

時に中する

youtube に易講座がupされていました。

「時中」 について語っていました。

小生は、易の爻辞というのは、
時に中するための教えとして繋けられていると、
そう思っています。

たとえば、亢龍有悔は、
中を過ぎてはいけませんぞ、
という戒めの辞です。

卦は 「時」 なり(王弼)。
易は 「中」 を貴んで過不及を戒める。

すなわち、
易は 「時中」 を説いていると。

君子は中庸し、小人は中庸に反す。
君子の中庸は、君子にして時に中すればなり。
小人の中庸に反するは、小人にして忌憚する*1なければなり。
(「中庸」)

易道は深し、一言以てこれを蔽えば曰く時中
易ヲ一言デ謂ヘバ時中デアル。
(恵棟 「易漢学」*2

易は最も時中を尚(たっと)ぶものである。
(高田真治)


・・ということで、
恵棟が云うように、
易は 「時中」 を説いています。


No.1
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この動画の主な講義内容は・・・

四書五経のこと。
見ケン、観カン、について。
尺取り虫の話(繋辞伝)。
春夏秋冬(元亨利貞のことですね)。
時中(上述しました)。
時流(徳間書店易経」 の解説にあったような)。
吉と凶(繋辞伝)。

・・・etc.


No.2
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*1:いみはばかる。
周囲との調和を顧慮して慎しむこと。
金谷 治氏の註より。

*2:「易は時中を尚ぶの説」 という一節を設けて述べています。