雷風恒 二爻 の爻辞占について、
前回の記事で述べました。
「この人と結婚していいか」
を占ったのだったら(結婚の可否占)、
「悔い亡ぶ」の辞を
「悔いあり」と読むわけで。
ここでは少し角度を変えて、
離婚問題を想定して、
爻辞占の手ほどきをしてみます。
占的:「夫と離婚していいか」
筮法:三変筮
得卦:雷風恒の二爻
九二。悔亡。
䷟
現在の二爻の位地を保てば「悔い亡ぶ」
なので離婚しない方がよい。
これは一般的な判断です。
これが、もし、
現在、別居していて、
妻は精神的にも経済的にも安定を得ている、
という状況だったら。
離婚することが恒を保つことになるので、
別れた方がいいという判断になる。
と、
こんな具合に占うのです。
これはあくまで サンプル なので、
すべてこう占えばいいのではありませんが、
問占者の状況によって占を読み替えるのです。
たとえば、
離婚の原因が夫のDVならば、
暴力は夫婦の恒ではありませんから、
離婚することが恒を保つ道なのです。
こういうふうにあれこれ考えて、
最も妥当な占断を導くことが、
易占であり、易占家の力です。
卦・爻を固定的にとらえて、
この卦・この爻はこう占う、と、
「当て嵌め占い」はだめです。