三変筮は爻辞だけで占うのではなく、
得られた爻の状態をも見ること。
䷍
大有の上爻は爻辞だけで占えばよい占だが、
(自天祐之。吉无不利。)
卦の極、離の極だから激しすぎて危険でもある。
× × × ×
六変筮は卦名の変化だけで占うのではなく、
卦の形の変化を見ること。
䷼ ䷹
中孚の兌に之く。
正兌倒兌で ラブラブ だった恋も、
相手(上卦)がそっぽを向くことになる、
という恋の成行きが卦形の変化で示されている。
× × × ×
筮法が何であれ、卦を得たなら
机上に算木を布くわけだから、
もっと算木を見て占うべきである。
算木は得卦を示す置物ではなく、
もっと易の本質を示すものだから。