易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

占者の実力が問われる

結婚や離婚の可否を占って、
雷山小過が得られたら・・

柳下「易入門」には、

和合をえられないし、良縁ではありません。

と書いてあります。
   

  • 正艮倒艮で彼我が背を向け合っている。
  • 飛鳥の象で別れの暗示がある。

ということなのでしょう。

確かに良い縁ではありません。

しかし、
内卦の艮()が巽に変わったら・・
     
卦は雷風恒となって、
夫婦は永くもつことになります。

「アナタの頑固、孤高を改めて、
 柔順すなおに相手に合せれば・・」

それとも、あくまで
得られた小過で判断するか。

どのように占うかは、
ケースバイケース、占者の考え方次第です。

占者の実力が問われるところです。