易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

彼我の占法

以前、
内外卦による彼我の占法について、
記事を書きました。

柳下「易入門」には、
この占法を使っている箇所が
いくつかあります。

たとえば、
地雷復交渉の占(p.172)。

相手に熱意なく、調えにくいとします。

・・と記されています。

これなどは、
  
当方(内卦)は震で積極的なのに、
相手(外卦)は坤で熱意がないと
読んでいるのですね。

取引の占を想定して、
卦意を用いて、
相手の店に商品をおいても、
復なので返品されそう・・
などとも、考えられるのですが。

柳下氏は、
彼我の占法を用いて、
占考文を作っておられます。

「易入門」も噛み砕いて読むと、
けっこう勉強になるのです。