以前、
内外卦による彼我の占法について、
記事を書きました。
柳下「易入門」には、
この占法を使っている箇所が
いくつかあります。
たとえば、
地雷復の交渉の占(p.172)。
相手に熱意なく、調えにくいとします。
・・と記されています。
これなどは、
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当方(内卦)は震で積極的なのに、
相手(外卦)は坤で熱意がないと
読んでいるのですね。
取引の占を想定して、
卦意を用いて、
相手の店に商品をおいても、
復なので返品されそう・・
などとも、考えられるのですが。
柳下氏は、
彼我の占法を用いて、
占考文を作っておられます。
「易入門」も噛み砕いて読むと、
けっこう勉強になるのです。