柳下『易・占法の秘伝』に、
「大成卦の象の見方」p.359~
が載っています。
項目を書き抜いてみますと・・
- 内卦の象と外卦の象。これは彖伝・大象伝の見方です。
- 大卦。たとえば風沢中孚は大離の象です。
- 包卦。風火家人、火沢睽は乾をもって坎を包む卦です。
- 三陰三陽卦。男女の交わりを見たり、得られた卦の来往を見たりします。
- 一陰五陽卦、一陽五陰卦。
- 帰魂卦、遊魂卦、八純卦。
- 消長卦。
卦を得た場合、
まず第一に卦意を考え、
雷山小過における飛鳥の象のように、
本来の象を重んじることは勿論ですが、
その他に上記のような見方もありますので、
『易・占法の秘伝』の該当箇所をよく読んで、
習熟しておくとよいです。