その群(ぐん)を渙(ち)らす。
元(おお)いに吉。
渙らして丘(あつま)るあり。
夷(つね)の思う所に匪(あら)ず。
これは風水渙 六四の辞です。
大岳氏は否の交代生卦によって
これを釈いています。
䷋ ䷺
すなわち、
否の六二が坤の仲間を離れて四に往き、
五の高き丘(艮体)に集まったのが、
渙の六四であると。
ですから、
渙の四爻には、
坤 六二の精神があって、
小象では 光大也 と云っているのです。
この爻の占意につき、
大岳氏は、
住所は、下町から
山ノ手へ移るなどと判じます。
と解していました。
ヤ・ラ・レ・タ、と
ブログ主は思いました。
(山ノ手は高台です)
流石、
大岳先生の発想は、
夷の思う所に匪ず。
ですネ。