古い易書にこうありました。
上経三十卦、天地の正たる乾坤に始まり、
泰否を経て坎離に結ぶ。
下経三十四卦、男女の交たる咸恒に始まりて、
損益を経て坎離の合たる既未済を以て大終す。
これは序卦の骨組みです。
乾坤
泰否(☰と☷)
坎離
咸損(☱と☶)
恒益(☳と☴)
既未済(☵と☲)
これらは、
乾坤・震巽・坎離・艮兌
の八卦が交わったものです。
これは、
説卦伝のこの文章と
何か関連があるのだろうか。
天地位を定め、
山沢気を通じ、
雷風相(あ)い薄(せま)り、
水火相い射(いと)わずして、
八卦相い錯(まじ)わる。
なんとなくそう思っただけですが。