易占の本は、
易入門、易学大講座に加えて、
この二冊を基本書にしています。
真勢易秘訣は、
以前にも記したように、
「六十四卦象意考」を読んでいます。
易学病占は、
この本の著者も云うように、
病占の推断を学ぶことは、
運勢、結婚、恋愛、仕事、開店・・
等の占にも有効だからです。
我々の悩みというものは、
謂わば人生上の病気なのである、と
云うことが出来ますし。
同書の病占は古いから、
現代では役に立たない・・と
考える人もあるでしょう。*1
しかし、
病占における・・
八卦の象の取り方。
卦意・爻意の敷衍解釈。
爻位ごとの解釈の違い。
六爻における勢いの変化。
・・等々、その本質の部分は、
他の占事にも応用出来るのです。
それゆえに、
易学病占は、大いに
学ぶ価値はあるのです。
*1:実占上は「病気は医者に任せろ」です。