坎為水とはどういう卦ですか。
彖伝に卦意が述べてあります。
習坎、重険也。
坎為水のことを「習坎」と云い、
険が重なる卦であると。
すなわち、険しいこと、危険なことが、
ざんぶりこ、ざんぶりこと、
重ねてやって来て溺れてしまう。
そういう苦しい運勢であると。
こういう時は「習」をナラウと読んで、
ジタバタしないで、誠心誠意、
勉強、修行などに打ち込んでみる、
のもよいかもしれませんね。
てかそんなことくらいしかできません。
大象には「習教事」とあります。
これは水の徳のよい面を見ています。