新井白蛾は震為雷について、
こんなふうに述べています。
此の卦はもと祥福あり繫盛の卦であるが、
常人には宜しくない。
声ありて形なきの卦であるから、
吉凶共に始めに聞く程のことはないものである。
震は、
陽気が二陰の下に発して、動き、
物を生じさせ、成長させる卦だから、
繫盛の卦なのでしょう。
しかし、
常人にはよくないのは、
この卦が皇太子の卦だからでしょう。
この卦には二面性がある。
ゆえに占においては、
問占者が卦義に適った人物か否かを、
チェックして占考せねばなりません。
けれども普通は、
こういう占意の方が、
当てはまるのではないか。
愚生は気学の門外漢ですが、
後の二つは、三碧木星の注意事項としても
使えそうですが、いかが？
