義理易とか、象数易とか、云うけれど、
どうもぴんと来ない感じがしている。
義理易だからといって、
象数を扱わないわけではない。
占においても、
爻辞占だからといって、
象数を考慮しないわけではない。
× × × ×
ここでは、
象数とはどういうものか、
書いておくことにします。
象数とは何か、
こうした説明を、誰かの口から、
聞いたことがないからです。
当然知っている(はず)、
だからでしょうか。
しかし、
小生には、
曖昧模糊として、
つかみ難いゆえ。
そこで、
今理解していることを、
記しておくことにします。
たいした内容ではない点、
ブログ主の数的能力に免じて、
(お釣りの計算もできない!)
お許しあれ。
× × × ×
柳下「易入門」には、
象数のことを、
卦のかたちと数
と説明してあります。
別の易書では、
象とは現象であり、
数とは現象のあらわれて来る数理。
その一例はこれでしょう。
2の1乗=2
2の2乗=4
2の3乗=8
これは数の原理です。
太極は別として、
易の構成要素は、
数理から派生している。
ですから、
象数とは何かといえば、
この「両儀、四象、八卦である」、
もしくは「卦爻である」、
と云えるのです。
現在のところ、
象数とは、
数の神秘に基づいた、
卦爻(の象)である、
と捉えています。