新聞の将棋欄のように、
架空の占をして遊んでみます。
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結婚について、占って、
頤の二爻(三変筮)を得たとします。
爻辞に曰く、
顛頤、払経。于丘頤、征凶。
初爻に比し、上爻に赴くことが、
爻辞には書かれてあります。
問占者が女性だとすると、
「結婚を考えている男性が
二人いるのではありませんか」
けれど、
二人とも良縁ではありませんね。
初爻の男性は、
同じ職場の後輩でしょうか、
「つねにもとる」で、
常識外れの結婚なので長く続かない。
「さかさまにやしなう」で、
あなたがこの男性を養うことになったり。
上爻の男性は、
かなり年上でしょうか。
辞は「征けば凶」と、ズバリ。
小象の言葉を使えば、
この男性とは「類」ではない、
一緒に居るべき人ではない。
とはいえ、現在、
中正の位地にいるので、
これを保っておるのがよい。
すなわち、今は、
どちらとも結婚しないで、
時を待つのがよろしい。
伏卦より、
今損することが、
将来の得となるように。
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・・と、
そのような占をして、
遊んでみました。
実際の占においては、
このように辞に完全にピタリとは、
当て嵌まらないでしょうが、
頭のトレーニングとして。