易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

易という占術

某サイトにふらりと立ち寄ると、
占的、筮前の審事、共に不明の状態で、
得卦しか示されておらないのに、
「これをどう読めばよいのか」との、
質問がなされていました。

  之  
     
     

× × × ×

小生が回答者なら、
「わからない」が答えです。

思いついたまま列挙してみます。

(六変筮なので辞は用いません)

  • 洪水の危険が迫る。疾く、逃げよ。*1
  • 会社か、どこか、辞めることになる。
  • 頭に病ありて、手術で取り除く。
  • 悩みの種がなくなって、解放される。

・・・ etc.

× × × ×

易の某先生は、
皆で占例を検討する際に、
「答えられませんね」
とよく仰っていたといいます。

占的が的外れだとか、
筮法がおかしいとか、
筮前の審事がいい加減で、
状況が不明瞭だったのでしょう。

易という占術は、
ただ卦を得ただけでは、
何も答えられないのです。

「易はなんでも知っている」
「すべてお見通しよ」
・・ではない立場です。

*1:本卦が堤防の決壊の象で、
之卦を坎水から逃げる(☳)象と見た。