易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

亀卜の象

頤の初爻には亀が出て来ます。
  
  
離の似体だからでしょう。
離は亀の象です。
離は明察なので占いの象でもあります。
すると亀卜ですね。
もう一度、頤の卦象を見る。
亀の甲羅がひび割れたようにみえる。
だとすると、卦辞の貞吉は、
亀甲を焼いて神に問うたところ、
吉占であったのでしょう、原初の意味は。
(という占いの言葉だったのでしょう)
貞の古い意味は、占う、問うです。
・・と、こんな空想をしてみました。