年輪は木の成長の跡であり、
地層は土の積み重なりの跡ですが、
これらの断面図は、いわば、
時を一時的に止めたものだと見られ、
易の六画卦と似ている気がします。
易の卦を出すという行為は、
永遠に流れている時を一時的にとどめ、
時の断面図を出しているように、
小生には思われるのです。とりわけ
サイコロ が転がって止まるという事象は、
流動的な「時」から、その断面を
抜き出すことになるとおもうのです。
そして・・
定点でとどめられた時の断層には意味がある、
時をとどめることによって何かそこには
人智を超えた暗示が見え隠れする・・
とそんな気がするのです。
そしてそれを読み解くのが易占者なのであると。
これは占をしている小生の個人的な感想ですから、
他の人に強いるつもりはないのですが。
「ワタクシ はそう思う」という話です。