易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易経が近道

昔の漢学者はこうだったようです。

父はつねづね、
四書五経の文句は諳記していないといかん」
と言っていた。
(本田済)

しかし、
江戸末期、明治期の知識人ならいざ知らず、
現代の一般読書人、それも中高年の人ならば、
まず易経から始めればよいと思います。

なぜなら、無理だからです、
そんな昔の漢学者のような勉強法は。

たとえば、還暦になって、
「さてと易経でも読むか」ということで、
他の中国古典から読み始めていたんじゃ、
間に合わないでしょう? 

生きてるうちには。笑

そんなふうに読まなくても、
現在の易経の注釈書はよくできているから、
この爻辞は詩経のこれに似ている、
この辞は論語、中庸のこれと関連している、
などちゃんと記されていますから。

なので、
まずは易経そのものを読んだ方が
近道なのです。

時間は永遠にあるわけではない。
効率的に時間を使いましょう。