易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易の帝王学

今朝の毎日新聞のコラムは、
帝王学の書」から始まっていた。

帝王学の書「貞観政要(じょうがんせいよう)」で知られる
唐の第2代皇帝、太宗(たいそう)は側近の人選を重視した。
「政(まつりごと)をなすの要は人を得るにあり」と、
かつて敵対陣営に属した人も進んで登用した。
側近のいさめを積極的に受け入れ、
自らを鍛えあげていった(「貞観政要ちくま学芸文庫)。
(『余禄』 2023年2月5日)

こういう考え方は、
易経をお読みの方には
お馴染みでしょう。

易では、
六五の君が、
九二の賢人を用いる・・
などと表現されますが。

六五ですから、
陰爻が尊位にあって、
柔中の徳を持った明君です。

上卦が離の場合など。