易学大講座を読んでいると、
「包卦は乾坤坎離を包む卦である」
とありました。
つまり、
兌震巽艮が中にあっても、
それは包卦ではないのです。
包卦は次の八つです。
咸。恒。
家人。睽。蹇。解。損。益。
さらに、
これらはすべて下経の卦で、
家人睽蹇解損益は一纏めになっていて、
序卦になっている。
この序卦につき、大岳氏は、
「興味ある研究題目」であると、
記しておられました。
× × × ×
また同書によれば、
佐久間象山は、
火沢睽を鉄砲と見たそうです。
──
‐ ‐
──
‐ ‐
──
──
火沢睽は、
「背いて争う」卦ですから、
バーン と、
兌口から離の火花を噴くのでしょうか。
× × × ×
以上、
そんな記述が
あったということで。