以前、
健診のレントゲン検査で、
母親の肺に影が見つかりました。
そのため、
精密検査へと進んだのですが、
その時「影はがんであるか」を三変筮で筮して、
兌為沢の九五を得たことがあります。
兌は五臓では肺ですから、
兌為沢は重兌=両肺の象です。
䷹
そして、
その第五爻を得ており、
五爻は上爻の陰邪と密に比しています。
云わば、
害をなすもの(上六)を包容している
状態なのです。
(五爻ゆえ「包容」)
害をなすもの=がん と、
特定はできないのですが、
がんか否かを占っているのですから、
おそらく「がん」なのでしょう。
以上は、
事後的な解釈を述べたものですが、
実際、母は初期の「肺がん」でした。