易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

両肺の象

以前、
健診のレントゲン検査で、
母親の肺に影が見つかりました。

そのため、
精密検査へと進んだのですが、
その時「影はがんであるか」を三変筮で筮して、
兌為沢九五を得たことがあります。

兌は五臓では肺ですから、
兌為沢は重兌=両肺の象です。
  
そして、
その第五爻を得ており、
五爻は上爻の陰邪と密に比しています。

云わば、
害をなすもの(上六)を包容している
状態なのです。
(五爻ゆえ「包容」)

害をなすもの=がん と、
特定はできないのですが、
がんか否かを占っているのですから、
おそらく「がん」なのでしょう。

以上は、
事後的な解釈を述べたものですが、
実際、母は初期の「肺がん」でした。