俺流の占考
ネット にあった占例の、
遇卦を使わせていただき、
オレ の考えを述べてみます。
それは「ある既婚女性」の占で、
「夫と別れた場合の運勢」
を占ったものです。
得卦は水風井の上六。
(三変筮だと思います)
占者は、
「井には繰り返しの意味がある。
上爻だからこれまで繰り返し悪かった
男運の終りと観るべきだろう」
と占断していました。
つまり今の旦那と別れることによって、
人生が好転すると読んでいます。
以下、オレ の意見です。
占者の占考は
得卦の井を「現在」と捉えており、
得爻を離婚した場合の「将来」としている。
上爻は卦の終りだから、
今後離婚することによって、
現在の井という運勢が終るのであると。
こういう見方も確かに可能でしょう。
しかし、オレはこの見方に賛成できない。
それは、得られた井は、
ストレート に離婚後の運勢を示していると思うから。
すなわちこの得卦自体が「将来」なのだ。
真勢易を使うひとなら、
渙の易位生卦により井卦をとらえて、
䷺ ䷯
渙の離婚によって井という離婚後の将来の運勢が出た、
と見るだろう。
しかし易位生卦を使わなくても
この占をよく考えれば得られた井卦は
「将来」と見るのが自然なのだ。
そして得られた爻は、井という運勢における、
六つの爻のうちから選ばれた、
離婚後の状態だと思われる。
つまりこの占は素直に爻辞で占えばよいのだ。
ただこの「既婚女性」を知らない オレ は、
上六の爻辞をどう読んだらいいかわからないのだが。
不特定多数の男性と情交を重ねるのか。
よき母として子育てにまい進するのか。
仕事で多くの人に感銘を与えるのか。
清らかさの発揮なのか。
水風井という長い苦労が始まるのか。
その他いろいろな解釈が可能だ。
爻をどう読むかは、得られた井卦を
どう読むかということにかかわるのだが、
オレ にはどう判断したらいいかわからないのだ。
坎中に飛び込む巽女(倒兌)、
ということなのかなぁ。