易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易経は必読

真勢中州・松井羅州周易釈故」

古書店のワゴンセールにて300円。

写真の真勢流・易経は、
一年に数度しか見ませんが、
真勢易においても易経は必読のようです。

新井白蛾、真勢中州、高島嘉右衛門
加藤大岳、横井伯典、柳下尚範・・・

どの流派であっても、
易経がベースになっているのです。

しかし、
易経読むとは云っても、
論語詩経を読むのとは
ちょっとワケが違います。

それは、
易経は卦・爻・辞の三つで、
深意を表現しているからです。

だから易経は、
ただ辞だけを研究していてもだめで、
卦爻の象との関連によって
辞を読まなければならない。

真勢中州は、
こうした読み方を
「読易の一秘訣たり」
と云っています。

文字だけではないところが、
易経の特殊なところです。