易書を読むにあたっては、
誤植はつきものです。
易学大講座 ↑
新釈漢文大系 易経 ↑
こういうの、本当は、
出版社の恥なんですけどね。
最近は、
薄利多売のゆえなのか、
開き直っている社もあるようです。
けれど、
一言、一言、丁寧に読んでいけば、
読者が正せるものばかり。
易のような専門書は、
著者がしっかりしていて、
おそらく完全原稿にちかい入稿なので、
版元が少々頼りなくても、
(易に関して知識がなくても)
大きな間違いは
回避できているのでしょう。
× × × ×
ブログ主が信頼している
昭和初期のある易の研究家は、
「易書の出版は、
編集・校正に骨折りが多いため、
版元が嫌がる」
と記していました。
出版社からしたら、
古い文体、原文、術語、卦画・・等々、
易書の編集はなかなか厄介なのでしょう。
確かに、
知らない人にとっては、
偶画、奇画の六爻の組み合わせなど、
「なんじゃ、こりゃあ?」
と思うのがふつうですよね。
それに、
営業的にベストセラーになるというのも、
ちょっと考えにくいですし。笑