小生は、
一つの爻辞を、
三日に分けて読んでいます。
ですから、
日曜日を除いて、
週に六日、易経に接して
いることになります。
× × × ×
テキストは以下の通り。
× × × ×
一日目は、
準備運動として「講話」を読み、
「大講座」の爻辞解釈を読む。
二日目は、
「新釈」の〈語釈〉を読み、
「大講座」の〈占考〉を読む。
三日目は、
「易断」の爻辞解釈・占例を読む。
と、こんな感じです。
一日、
一時間くらいです。
× × × ×
「大講座」は、
版元が閉店しましたので、
現在入手困難かもしれません。
古書で買うとなると、
かなりの出費が予想されます。
けど、
この本は、
易経を学問的に読み、
それを占に敷衍応用するという、
そうした体系を築いた本として、
人類史上初の本かもしれません。
そんなことは、
普通の人にはできませんので、
易占、特に三変筮をする人は、
この「大講座」の体系に乗っかるのが、
最善の方法であると思います。
「易断」は、
ブ厚いのでビビッてしまいますが、
読めば案外読みやすい。
そして、
程伝だとか、本義だとか、
その他立派な易学者の説が
ちりばめられていますので、
「新釈」を読んで謎だった文章が、
「易断」によってよく理解された、
ということがあります。
上記の四書は、
いずれも、一生をかけて
繰り返し読める本です。
× × × ×
易辞の学び方も、
人それぞれだと思いますが、
小生の場合、
この読み方をするようになって、
勉強の仕方や易書の選定に
迷うことはなくなりました。