易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

爻辞を学ぶ

小生は、
一つの爻辞を、
三日に分けて読んでいます。

ですから、
日曜日を除いて、
週に六日、易経に接して
いることになります。

× × × × 

テキストは以下の通り。

  1. 易経講話(公田連太郎) 
  2. 新釈・易経(今井宇三郎) 
  3. 易学大講座加藤大岳 
  4. 高島易断高島嘉右衛門  

× × × × 

一日目は、
準備運動として「講話」を読み、
「大講座」の爻辞解釈を読む。

二日目は、
「新釈」の〈語釈〉を読み、
「大講座」の〈占考〉を読む。

三日目は、
「易断」の爻辞解釈・占例を読む。

と、こんな感じです。

一日、
一時間くらいです。

× × × × 

「大講座」は、
版元が閉店しましたので、
現在入手困難かもしれません。

古書で買うとなると、
かなりの出費が予想されます。

けど、
この本は、
易経を学問的に読み、
それを占に敷衍応用するという、
そうした体系を築いた本として、
人類史上初の本かもしれません。

そんなことは、
普通の人にはできませんので、
易占、特に三変筮をする人は、
この「大講座」の体系に乗っかるのが、
最善の方法であると思います。

「易断」は、
ブ厚いのでビビッてしまいますが、
読めば案外読みやすい。

そして、
程伝だとか、本義だとか、
その他立派な易学者の説が
ちりばめられていますので、
「新釈」を読んで謎だった文章が、
「易断」によってよく理解された、
ということがあります。

上記の四書は、
いずれも、一生をかけて
繰り返し読める本です。

× × × × 

易辞の学び方も、
人それぞれだと思いますが、
小生の場合、
この読み方をするようになって、
勉強の仕方や易書の選定に
迷うことはなくなりました。