易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

易経を読む

易経を読む」と云っても、
初めのうちはその意味すらわからない。
愚生もそうでした。
愚生の場合は誰に習ったからというより、
易経講話』を腰を据えて独習するようになって、
はじめて遠くに光が見えたように感じました。
ただ「易経を読む」がどういうことかは、
それから10年ほどして、やっとこさ、
うっすらと見えてきたといった按配でした。
たとえば学び始めの頃は
「吉凶悔吝」のサイクルを知っただけで、
ツイートするなんてことがありますが、
これなど典型的な初心者の行為です。
この段階ではまだ「易経を読む」の何たるかは、
まるで見えていないでしょう。
その他「禍」と「災」の違いとか。
「積善・積不善の家」とか。笑
初心者のお好きな、うんちく、です。
しかし易はもっと深いですからね。
斯く云う愚生にしてももちろんまだまだでしょう。
ただ云えることは「易経自体を読むべし」ということ。
特に、卦辞。爻辞。彖伝。象伝。
それと忘れてならないのは、卦。爻。
卦と爻を読まない人が実に、実に、多い。
易は卦爻が「主」で、
辞は卦爻に配された「副」です。
そういうことを意識して易経そのものを読むと
いいと思います。
今はいい註釈書が出ていますから、
「それ」を読むこと。
一読、わからないからといって、
正道を外れてはなりません。