何度も書きますが、
易占の勉強は、
黙って易経を読むこと。
そして占法としては、初学のうちは
三変筮の可否占をすること。
これがとても重要です。
これを継続しておれば、
流派の違いや秘伝などに接しても、
正しく処することができます。
何だ彼んだと理屈を述べないで、
（初学者ほど理屈を述べる）
素直に坦々と易経を読むこと。
易経を読まなければ三変筮は出来ませんし、
三変筮が出来なければ六変筮(中筮法・象占)
にしたところで低級です。
また三変筮をしていなければ、
「易─占法の秘伝」等を入手したところで、
正しく読むことは出来ないでしょう。
三変筮と六変筮と、どちらが
優れているというのではなく、
易も達人の域に達してくると、
六変筮は捨ててしまって
三変筮一辺倒になるようです。
そうすると易の勉強も易経を読むだけ、
と、そんなスタイルになるのです。
占法としてはシンプルだが、
卦・爻・辞を深く読むというスタイル。
易占は三変筮に始まり、
三変筮に終わるのです。
勿論これは小生について
云っているのではありません。
ひとつの理想です。
念のため。
