易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

虞翻の解釈

「易─占法の秘伝」には、
漢易による解釈例が載っていて、
豊五爻に対する虞翻の説が、
引用されています。
(p.120)

しかし、
詳しい説明がないために、
ちょっと読んだくらいでは、
よくわからないのです。

で、
少し考えてみました。

× × × × 

来章。有慶誉。吉。 
── 雷火豊、六五 

虞翻曰:
在内称来。章顕也。
慶謂五。陽出称慶也。
誉謂二、二多誉。
五発得正、則来応二。
故「来章。有慶誉。吉」也。

虞翻曰く:
内に在るを来と称す。
章は顕なり。
慶は五を謂う。
陽出づるを慶と称するなり。
誉は二を謂う。
二は誉多し(繋辞伝)。
五は発して正を得て、
則ち来たりて二と応ず。
故に「来章。有慶誉。吉」なり。

× × × × 

これをどう文章にしたらいいのか、
小生にはうまくまとめられないので、
断片的解釈 ↓ を記すにとどめます。

  * 

もともと五は暗い爻である。
五は日が出るように変じて陽となる。
すると二と応じるようになる。
暗さは消えて明るくなる。
慶びと誉れを得て吉。

「来章」は、
二と応じて明らかなり。
と読めばわかりやすいか。

  * 

五が陽に変じて、
内卦の二と応じる・・
というのがポイントですが、
都合よく爻変するところが、
漢易解釈の特徴です。

まあ、
変ずれば「正」が得られる、
という理屈はあるのですが。