以下は、
実際に卦を取ったのではなく、
頭で考えた机上の占例です。
× × × ×
東京五輪、オリパラが
延期になるや否や、小池都知事は、
「感染爆発」「ロックダウン」
などのワードを使いました。
で、その時に、
「ウイルスの感染拡大は如何に」
を占ったと仮定し、
風地観の不変卦を得たとします。
六変筮法(中筮法)で、
爻卦は上から、
震 震 巽 兌 巽 離 です。
× × × ×
得られた観は、
大地の上を風の普く吹く象。
すると上卦の巽は、
ウイルスの拡散を示しています。
卦の来往を鑑みるに、
観は升から来たのです。
すなわち、
☷ ☴
☴ ☷
升は、
巽の感染を坤で蔽い隠す象で、
五輪が延期になるや、
巽が外へ易位して観卦となり、
日本中に感染の広がる状況が、
露わになったのです。
そして、
その観卦は不変です。
当分、
収束の見込みはない。
だが、
之卦がないので、
「感染爆発」にまでは、
至らないだろう。
とまあ、
こんなふうに
卦を読んだのです。
そして、
おそらくは、
コロナの終息は、
2年後になるだろうと。
これは、
消息卦として、
観卦の変化を見たのです。
すなわち、
五・上の爻卦が震なので、
将来は順に爻が動いて、
2年後には坤為地になると、
見たわけです。
× × × ×
以上は、
お稽古占として記したもので、
予言予測の類ではないので、
お間違いなく。