易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

遯の取象

天山遯の占意の一つに、
こんなのがあります。

主家の財を私(ひそ)かに用いる義がある。
(「真勢易秘訣」)

以下、根拠を考えました。

× × × × 

おそらく、
乾を主家とし、また財として、
乾為天を想定していると
思われます。

     
     

すなわち、
遯の卦象は、
乾為天(主家・財)に陰が入り込んで、
初と二を私かに用いたのである。

「私(ひそ)か」というのは、
天山遯の初と二が、
大巽の主爻だからです。

まったく、
よくもこのような取象を
思いついたものです。

× × × × 

(おまけ)
遯卦は、
大畜の易位生卦としての
観卦・占考も可能でしょう。

     
     

すなわち、
乾の象意に当たるものが、
艮の外に出て行く象と
見るわけです。

400人の看護師の、
辞めてしまう病院とか。
(乾=主戦力)

本卦が大畜で、
遯が之卦だとすれば、
之卦にいかせないような、
何らかの対策が必要である、
という占になります。

六変筮法(中筮法)は、
象の変化を見ることが多い。