三変筮は爻辞占が原則ですが、
小生は「筮前の審事」の枠内において、
以下の流れで卦を見ていきます。
× × × ×
まず、
卦意を見て、
卦象を見て、
卦の往来を見ます。
次に、
爻位を見て、
爻象を見て、
爻辞で「可否」を断ずる。
× × × ×
しかし、
占断に際しては、
爻辞までたどり着けない
こともあります。
卦意だけで、
あるいは卦象だけで、
結論が出てしまう場合です。
そうした場合は、
爻辞本来の意味を捨てることもあり、
卦意、卦象の判断に合せて、
なぜこの爻が得られたのか、
爻の意味を考えます。
しかし、もっと云って、
「筮前の審事」を尽くしただけで、
答えが出てしまうことも。
(意外にある)
そうした場合は、
本来なら占う必要はないのですが、
営業上の理由からとか(笑)、*1
パフォーマンスとして、
卦を取ることはあります。
× × × ×
まあ、
余談は別として、
上記の過程の全てが、
三変筮による「爻辞占」であると、
小生は考えています。
*1:テナントとして入ってる場合、
売上げ目標があったりする。
ビジネスです。