賁卦の六つの爻は、
飾ることの終始軽重をもって、
辞を繋けてあります(易学大講座)。
その大要は、
自然の飾りを尚びて、人為の虚(そら)飾りを賤しとし、身を飾ることを悪んで、徳を飾ることを好(よみ)せり。
(周易釈故)
ということであります。
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この真勢の言葉を、
周易を学ぶことに例えるなら・・
易経に準拠したシンプルな占を尚び、
機械的に卦変させる人為的な占を賤しいとし、
誇大妄想、自画自賛、尊大な態度を悪んで、
易経を読んだり、占例を書くことを好む。
・・と、云えると思います。