日筮をとったところ、
噬嗑の初九を得たとします。
爻辞に曰く、
履校滅趾。无咎。
象曰、履校滅趾、不行也。
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今日は日曜日なので、
街へ出て食事でもしようと思い、
着替えを終えて玄関を出たところが、
ちょっとつまずいてしまいました。
「行くのはやめよう」
急きょ外出を取りやめにしました。
このまま街へ出たら、
もっと痛い目にあうだろうと。
象伝には、
「不行」 とあります。
これなどは、
爻辞の意味をおもんぱかった
日筮判断です。
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「易は兆しを見るもの」
などといったりしますが、
こうした占の活用もその一例でしょう。