易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

兆しを見る

日筮をとったところ、
噬嗑初九を得たとします。

爻辞に曰く、
履校滅趾。无咎。
象曰、履校滅趾、不行也。

××××

今日は日曜日なので、
街へ出て食事でもしようと思い、
着替えを終えて玄関を出たところが、
ちょっとつまずいてしまいました。

「行くのはやめよう」
急きょ外出を取りやめにしました。

このまま街へ出たら、
もっと痛い目にあうだろうと。

象伝には、
「不行」 とあります。

これなどは、
爻辞の意味をおもんぱかった
日筮判断です。

××××

「易は兆しを見るもの」
などといったりしますが、
こうした占の活用もその一例でしょう。