風地観の占意に、
「先祖の祭祀を行うべき時」
というのがあります。
これを云っているのは、
紀藤元之介氏です。
観、盥而不薦(カン、カンフセン)。
と、卦辞にあります。
全卦が宗廟の象でもあります。
誠敬を尽くして、
目の前にご先祖様がいらっしゃるように思って、
墓参りをするとよい。
(神社参拝でもよい)
(親族で集まって食事をするでもよい)
祭祀の辞を得た時には、
「神仏を祀ることが開運につながる」
という人もいます。
易辞を呪文のように読むと、
易の深さが感じられると思います。
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易経に 「関する本」 ではなく、
易経の 「辞」 そのものを読まないとね。
「辞」 そのものを読むことは、
初学のうちは難しいのですが。