45歳女性の乳がんの占を想定します。
この女性は抗がん剤を拒否し、
ホルモン療法を施したそうですが、
がんはかなり小さくなりました。
そこで、医師は、
「今手術をした方がよい」
と云っているようです。
女性はどうしても手術が嫌で、
占師のところへ相談に来ました。
医師に従うのが常識だと思いますが、
一応、易占の勉強として考えてみましょう。
六変筮で乳がんの 「成行き」 を筮しますと、
坤之復 が得られました。
(この得卦は知人が実際に得たものです)
☷ ☷
☷ ☳
坤は両乳房の象で、
ここにがんはありません。
筮前の審事から、正確には、
ない、というより、
かなり小さくなっている、
ということなのでしょう。
そのため、
医師はここで手術をすれば完治すると、
云っているものと思われます。
手術によって、病気を、
現状の坤のままで
止めておきたいのです。
(本卦を重視して占っています)
之卦は復ですから、
手術を施さなければ成行きとしてがんは再発し、
復の一陽は今後増殖してゆき、
がんのステージは進むものと思われます。
大壮、夬になったら、
もはやがんを止められません。
そして、
乾為天になったら・・・
ということで、
手術必至という占になりましょう。
小生、
医学の素人ゆえに、
おかしな記述があるかもしれませんが、
易占の練習ということでご容赦ください。