胃の精密検査をしたA氏は、
医師から手術を勧められました。
早期の胃がんとのことです。
A氏は易占を嗜む方で、
「手術をしてよい」かを、
三変筮で占うと、
天地否の第四爻を得ました。
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否という卦に驚いたA氏は、
易の師匠であるB師に相談すると・・
「いや、安心して手術をお受けなさい」
とのお言葉。
師の卦読みはこうでした。
- 手術をして患部を取り除く、すなわち、四(胃)の陽爻を人為的に取り除けば、卦は大艮の形(風地観)となって胃は正常を取り戻す。これは真勢の変為生卦である。
- 爻辞に有命无咎とある。医師の云う通りにすれば、咎は除かれる。
- もし手術をしなければ、消息卦の循環によって、卦は剥、坤と進むから危険である。
A氏は手術を受け、
健康を回復したとのことです。
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